リモートワークなのに時間がないってどういうこと?

ギルドワークスさんとパートナーとして一緒にお仕事させていただいています、木目沢(@pilgrim_reds)と申します。

ギルドワークスさんの特徴の一つに「リモートワークが可能」というのがあり、私自身もリモートワークで普段お世話になっています。作業場所は主に自宅です。

自宅で仕事していると言うと大抵、「誘惑が多くて大変じゃない?」と聞かれますが、あまりテレビ見る習慣もなく、ゲームもしないし、漫画もあまり持っていないので誘惑に負けてというのは幸いあまりありません。

むしろ、大変なのは「時間がない」ということでしょうか?
なんていうと、「通勤もないし時間なんてたっぷりあるでしょ!」と突っ込まれそうですが、実はリモートワーク特有(?)の「時間がない」問題というのがあるのです。

今回はこの問題について、『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』という本を引用しつつ紹介したいと思います。

トンネリング

どこで仕事をしても当然、仕事量は変わりません。
むしろ、通勤がない分その時間まで仕事にまわせてしまうという状況も作れてしまいます。
仕事に遅れが生じれば当然、空いた時間も使って集中して取り組む必要があります。

このような時間がない状態のとき、「トンネリング」という現象が起きると上記の本では解説されています。

「トンネリング」とは時間がないなか一つのことに集中しすぎて、他のことが見えなくなる現象のことです。
会社は仕事のみをする場なのでトンネリングが起こっても問題になりにくいですが、家でトンネリングが起きると生活に多大な影響が起きます。

家で仕事をする場合と会社と仕事をする場合の一番の違いは、「生活と仕事が隣りあわせ」なことです。

そんななかトンネリングが起きると、家事をしなくなる、食事をしなくなる、深夜まで仕事してる、家族の話を聞かなくなる、部屋に引きこもる、運動しなくなる、ものを片付けなくなる・・・などなど大変な状況になります。一日家にいるのにこんな状況なかなか厳しいと思いませんか?

ジャグリング

問題はもう一つ。

トンネリングが続くと、先送りにした仕事以外のことは積み重なったり、その場しのぎで緊急に片つけた問題が、別の新しい問題を産んだりしてさらに時間がない状態になるのです。

例を挙げると、仕事に集中してお風呂を沸かすのを忘れてしまい、深夜になってトンネルから抜け出したときにやっと気付きお風呂を沸かす。そのあとお風呂に入って寝る頃にはすでにド深夜。
結果、次の日は寝不足で、パフォーマンスも落ち、失敗続きでさらに時間がなくなっていく・・・
という具合です。

緊急の課題を次から次へとなんとかやりくりしていく様子からこのことを本書ではジャグリングと読んでいます。

解決するには

本書ではこれらの問題を解決すべくいろいろな提案をしてくれています。
今回はこのなかから2つほど紹介しましょう。

トンネルの中に入れる
健康のためにジョギングの習慣を取り入れたいけど、トンネリングが続くと他のことに押しのけられ、やらなくなる。
そこでマラソン大会に申し込む。締め切りができたことで走る必要性が生まれるのでトンネルの中に入ることになり、やらざるを得なくなる。

「何もしない」という予定を入れる
時間が欠乏すると突然割り込んできた課題に対応できない。そしてさらにトンネリングにはまっていく。。。ということを防ぐため予め「何もしない」という予定をいれておく。

などなど、他にもこの本にはリモートワークのための本ではない(行動経済学という学問の本です)のですが、役に立つ情報が多く紹介されています。

リモートワークをされているみなさんにおすすめの一冊です。

この記事を読んでギルドワークスに興味を持たれた方はお気軽に【ギルドワークスに依頼する】をご覧の上、お問合せください

リモート開発のコミュニケーションで意識しておきたいこと

上野です。
今回はリモート開発におけるコミュニケーションの意識の仕方について書いてみます。

ギルドワークスでは開発を様々な地域の方々と組んで行っております。
基本的にオフィスに集まることがないので、東京の人でも実質はリモートワークになります。

そんなギルドワークスのリモートワークでの主なコミュニケーションはSlackです。また会話が必要な定例MTGなどはSkypeで行っています。

「コミュニケーションを取る」という意味では、この2つのツールでほぼカバーできます。しかし、ツールだけでコミュニケーションが成り立つわけではありません。

ネットワーク越しゆえ、意識してコミュニケーションを取らないとほとんど会話がないこともあります。
こういう状況が続くと「正しいものが正しくつくれていない」ことになります。

  • 誰が何をやっているのかわからない。
  • どうあるべきかわからない。

思い込みで作ってしまってプルリクで指摘されて違っていることに気がつけないということも起こりえてしまいます。

このような状況にならないために意識していることを上げてみます。

雑談できる場をつくる

仕様や機能のことだけを話しましょうとしても限界があります。
なので雑談したり、画像貼ったりという「席の隣同士でちょっと雑談する」ような場につくるようにしています。
常に雑談をし続ける場であるのではなく、他愛もない会話ができる場であることで、ここどういう機能でしたっけ?であったり、どうあるといいんだろうという議論をしやすくする狙いがあります。

定期的に顔を見て話す

直接会えるなら直接会える場を作りましょう。
遠距離であればSkypeでも構いません。
音声で話せばいいというわけではなく、カメラでお互いの顔を見て話すようにするのがポイントです。
文字だけでは相手の表情が分からず、実は困っていることがわからないこともあります。顔を見て話すことで意外と分かり合えることもあります。

最初に会いに行く

リモート開発だから会う必要がないことはありません。
一度対面で会って話をすることがプロジェクト開始後もコミュニケーションを取りやすいと感じています。
相手の顔を知る、相手の環境を知るというのは思いの外重要なことです。

こちらの記事も参考にしてください。
リモートワーク隆盛のいまこそ、パートナーに会いに行く

簡単なことが、意外とできなかったり
気が付くとコミュニケーションが止まっていたりというのがリモート開発では起こりやすいことだったりします。

ギルドワークスではリモート開発を行うにあたり上記のようなことを意識して開発を行っております。

私達と組んで熱く語り合い、「正しいものを正しく作る」仲間も募集しています。是非お声かけ下さいませ。

※アイキャッチの写真:https://www.flickr.com/photos/86979666@N00/8117046049/

リモートワーク隆盛のいまこそ、パートナーに会いに行く

どうも、ギルドワークス前川です。

先日、市谷と私がそれぞれ島根でお話をしてきたのを、ご報告させていただきました。

さて、島根にはもちろんAgile Shimane の皆さんにお会いする、という目的もあったのですが、もう一つギルドワークスとして重要な目的が有りました。

実は今、ある開発をギルドメンバーとして一緒に進めているエンジニアの方が、島根は出雲に本拠を置いていらっしゃるのです。

もちろんこれまでもSlackやSkype、そしてGithubなどを通して十分なコミュニケーションは取っていました。仕様を伝えて、見積もりを伝えて、コードをコミットし合い、進捗を確認して、LGTMして、などなど。

でも、これらのやりとりは、ともするとビジネスライクで「表面的」な関係になってしまいます。ギルドワークスは、お客さんだけでなく、ギルドメンバーともお互いに越境したい。仕様について「これでいいの?」「コンセプトからするとこうあるべきなのでは?」と語り合ったり、設計について「こうすればもっとお客さんのドメインを表現できる」と深く探求したり、など、もっとお互い踏み込んだコミュニケーションをしたい、と考えています。

それには、やはり文字や音声だけのやりとりだけでは、圧倒的に情報が足りません。どんな環境で仕事をされているのか。お昼はどんな場所で食べておられるのか。仕事を終えた後はどんなところで飲んでおられるのか。飲みながら、どんな思いで開発について語っておられるのか・・・

今回の島根訪問では、ギルドメンバーのこういった熱い思いを、しっかりと聞くことができました。出雲蕎麦を食べながら会社を設立された熱い思いを伺い、終電ギリギリまで駅前のバーで技術話で盛り上がり、なんとも楽しい時間でした!

リモートでほぼ仕事ができる環境が整っているからこそ、敢えて直接話しをしに行く。そこで意気投合した気持ちを軸に、もっと深い話をSlackやSkypeで発信していく。

まさに、今そういう開発ができているように思います。

これからも、全国に散らばる仲間たちと、語らいに出かけようと思っています。

そして、私達と組んで熱く語り合い、「正しいものを正しく作る」仲間も募集しています。是非お声かけ下さいませ。

アイキャッチ画像: https://flic.kr/p/c1iJvo