空中戦のミーティングに対してやってみればいいこと

ミーティングがうまく進まないと「正しいものを正しくつくる」ことはできません。

ミーティングがうまく進まない原因として、「議論が見える化されておらず空中戦になる」「参加者に当事者意識を持っておらず発言が少ない」など色々な事象と原因の組合せがあります。その中の1つに「ファシリテーターが議論に入ってしまうことで、場が進まなくなったり、議論の流れを見失ってしまう」というのがあります。

こういうミーティングの時、当事者以外の人にファシリテーターをやってもらうことでうまくいくことがあります。
#現場コーチがそのままファシリテーターをすることも多いです。

当事者以外の人にファシリテーターをやってもらうメリット

1:当事者全員が会話、議論に集中することができる

複雑なテーマや考えることが多いテーマの場合、やはりそれぞれの議論に集中し、深く思考する時間、集中力が必要になってきます。一方、ファシリテートも別の視点で高い集中力が必要になってきます。その両方を十分にうまくやることはなかなか難しいことです。

2:アジェンダを考えるようになる

ファシリテーターを別の人に頼むには、その場の目的やアジェンダなどを伝える必要があります。
いきなり何もなくてポンと任されてもファシリテーターも困ってしまいます。

現場コーチをしていると「アジェンダがないミーティング」が時々あります。そういう時は「どういう目的で、何をどんな流れでやろうと考えています?」と当事者からヒアリングをします。その結果、準備が整っていないことや、そもそもミーティングが不要だったことが分かるということもありました。

ですので、ミーティングの準備としてアジェンダを考えるため、ムダな時間の使い方を防ぐこともあります。

3:新しい視線を得られる

当事者以外のファシリテーターはそのテーマに対して当事者達が持っている思い込みから距離が遠いところにいます。それ故、場や議論を俯瞰することができます。
それによって、当事者では見えていない新しい切り口や論点を見つけることができる場合もあります。
岡目八目的な効果です。

また当事者だと厳しいツッコミや指摘を(事情が分かっている故に)躊躇してしまうことがあります。が、当事者以外であれば、そこは空気を読まずに踏み込んでいくことができます。

4:自分のチームに持ち帰ることができる

これはファシリテーター側のメリットですが、別のチームのふりかえりにファシリテーターとして参加した場合、そこでのKPT(特にProblemに対するTry)を自分達のチームに持ち帰り、よりうまくやるためのヒントになります。

今回は、(この「ふりかえり」のTipsシリーズで扱っている)ふりかえりそのものではなく、ファシリテーターのことについて書いてみました。ふりかえりのTipsは以下のようなエントリに書いているので、興味がある方は読んでみてください。
Tipsその1:「根本的な帰属の誤り」
Tipsその2:Problemの深堀りの質問
Tipsその3:安全な場を作るためのグランドルール
Tipsその4:ふりかえりのふりかえりをやってみる
Tipsその5:TryをActionに分解する

※アイキャッチの写真:https://www.flickr.com/photos/tiarescott/69821764/

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