現場改善でハマる罠

ギルドワークス 前川です。

ギルドワークスでは、様々な現場に入り込んで現場改善を行っています。もちろん皆さんの現場でも、様々な改善が試行されているのではないかと思います。そんななかでハマりやすい罠について、今日はお話します。

改善をリードする立場とされる立場の間の意識ズレ

あなたが現場改善をリードする立場だった時、あなたの頭のなかには、それが最高にうまく行った場合のバラ色の未来が思い浮かんでいることでしょう。

しかし、改善というのは大抵、即効性のある効果があるものではありません。これまで慣れたプロセスを変えてしまったら、どこかで不慣れによる作業効率の低下や、手順が変わったことによるミスなどがでてくるでしょう。

あなたにとっては、それは改善の効果が出るまでの一過性の痛みに過ぎません。しかし、他のメンバーにとってはどうでしょう?

「いらんことをされて、面倒くさくなった」と思われていませんか?

それを、「分かっていない。利点が見えていない。ずっと使っていたら分かってくれるはず。」と無視するのは簡単です。しかし、そんなふうに強引に進めた改善がたどるのは、早晩打ち捨てられてしまう衰退の道です。

改善をスムーズに進めるために

では、どうすればいいか?

そこに大切なのは、「誠意」です。

丁寧な説明でその「誠意」が事足りる場合もあるでしょうが、もう少し踏み込んだ対策として、即効性のある短期的な改善を組み合わせる、ということがあげられます。

たとえば、バージョン管理システムを新たに取り入れることを考えてみましょう。さきのことを考えると、自分の更新を追うことができ、またいつでも戻ることができる、というのは大きなメリットです。

しかし、最初の導入では、多くの人は「”コミット”とかいうわけのわからない手順が増えてしまった」「新しいツールを導入して怖い」「勝手にマージされて壊れたりしないのか?」などの不安や手間を考えてしまいます。

そこで、バージョン管理の利点を語って皆が納得すればよいのですが、それで納得できない人もいます。

そういう人には、先述した短期的な改善を組み合わせて提示するといいでしょう。例えば、コミットフックの機能をうまく使って、エラーを自動検知したり、同時にJenkinsも導入してテストを回してみたり、など、多少導入の手間が増えてしまっても、メリットがすぐ受けられる、即効性のある改善とセットにするのです。

このように、改善を進めていく側だけの目線や都合だけでなく、改善の結果を受け取る人達の気持ちにも寄り添っていく姿勢が、現場改善では重要となる場合が多いです。

自信と傲慢は違います。皆さん、その点気をつけて、現場を良くしていきましょう!

ギルドワークスが、そのお手伝いをできるのならば、お気軽にお問い合わせください。

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