設計力を上げるための社内勉強会

ギルドワークスの佐々木です。
ギルドワークス内部クローズドで、3月より社内有志で社内勉強会を開催しています。
名前は「ちくちく設計鍛錬場」です。
その内容を紹介したいと思います。

何故やってるいのか

ギルドワークスが理念として掲げている「正しいものを正しくつくる」を実践するために実施しています。とりわけ「正しくつくる」の実践を主眼に置き、メンバーの開発力・設計力の強化を目的としています。

何時、誰がやっているのか

ほぼ隔週の平日18時頃より1.5時間程度、ギルドワークスの有志で行なっています。
参加者の中には、私のようにリモートワークのメンバーもいるため、skypeで繋いでいます。

何をどうやってるのか

「ちくちく」読むということ

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計を「ちくちく」読んでいます。
DDD

ちくちく」読む、とはどういうことか…こういうことになります。

  • 第一回:本書まえがきの3段落の前半読み合わせ(0.5ページ分)
  • 第二回:本書まえがきの3段落の後半+本書の構成+対象読者の読み合わせ、第一部まえがきの概略(4ページ分)
  • 第三回:第一部まえがきの前半2段落の要約(0.5ページ分)
  • 第四回:第一部まえがきの後半3段落の要約(0.5ページ分)
  • 第五回:第一部まえがき2節の要約(3ページ分)
  • 第六回:第一部まえがき2節の要約やり直し(3ページ分)

なんと、6回もやって、まだ11.5ページしか読んでいません。しかもまえがき部分です。

輪講形式

雰囲気としては大学の「輪講」に近いです。
輪講では、代表者が論文やテキストを選んで要約し、ゼミ生みんなでツッコミを入れ、意見を出しつつ、読み合わせます。
本勉強会では、事前課題として要約すべき箇所が指定され、それを参加者がそれぞれ要約してきます。
事前課題の出題者は、ドメイン駆動設計の実践者である増田氏です。
そのそれぞれの要約をベースに、勉強会で意見を出し合います。

要約

要約は「40文字」といった字数制限があり、国語のお勉強です。
(どこが国語のお勉強?と思った方は、「100字要約ドリル」で検索していただくと分かると思います。)

何気なく言葉に出した「要約」は、ドメイン駆動設計を実践する上でとても重要です。
メタですが、本勉強会で要約することは、モデリングスキルを磨いていくことにも繋がっています。
要約はとてもむずかしく、言葉の筋トレといった様相です。

何を学んだか

ここまで読んで分かったことを簡単に述べたいと思います。

まず、ドメイン駆動設計はオブジェクト指向に大きな影響を受けているということでした。
オブジェクト指向以外のパラダイムで捉え直す試みも大事だと思います。
ただし、ドメイン駆動設計の根底には、モデル駆動やオブジェクト指向で産み出された数々の概念やプラクティスを、異なる視点でまとめ直したものであることを踏まえる必要があると考えます。

また、「開発者」に求められるものの大きさを感じました。
開発者という言葉は、スキルや考え方でかなり幅がある言葉だと思います。
しかし、ドメイン駆動設計で言われている開発者は、ユーザー・顧客のドメインを理解し、モデリング技術を研ぎ澄ます必要があります。
とても求められるものは大きく、だからこそ、面白い世界なのだと感じています。

まとめ

今回は、ギルドワークスの正しくつくる活動の一環として、社内勉強会の様子についてご紹介しました。

本勉強会自体はクローズドですが、ギルドワークスが主催する勉強会として、違う形でドメイン駆動設計に関する勉強会を開催したいと思っています。
その際は、こちらのブログでも改めてお知らせしたいと思います。

もし、ギルドワークスにご興味が湧きましたら、お気軽にご相談ください。(お問い合わせ

設計力を上げるための社内勉強会」への2件のフィードバック

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中