カタカナ英語に逃げずに本質を捉えよう

こんばんは、前川@Posauneです。

ギルドワークスでは最近、カタカナ英語禁止令、とまでは言いませんが、あまり乱発しないように注意することが多くなっています。馴染みがないカタカナ英語で逃げようとすると「それは何?」と厳しい指摘が飛んできます。 それは、カタカナ英語によって生じる「なんとなく分かった気分」というのが非常に危険だからです。

色んな意味が取れるカタカナ英語

例えば、「モデル」という言葉を考えてみましょう。モデルといっても指すものは様々です。設計レビューで「このクラスは○○モデルです」などと説明したとしましょう。こんなことが起こりえます。

Aさん「いや、モデルなんだとしたらビュー層への表示通知のインタフェースと、ビューコントローラとのインタラクションがあるよね。どうなってるの?」

Bさん「お、それは業務のどの部分のモデルなの?注文のモデル?それとも配送?」

Cさん「へー、○○をモデルにしてるんだ。どういう計算理論でモデル化されてるの?」

AさんはMVC設計における「モデル」を、Bさんはドメイン分析など業務を捉える意味での「モデル」を、Cさんは計算シミュレーションを単純化する過程での「モデル」を、それぞれ考えているわけですね。こんなわけで、同じ「モデル」という言葉でも3つの意味が取れる、ということになりました。

いろんな「モデル」を日本語にすると?

では、あえて日本語にしてみたらどうなるのでしょう?

まず、MVC設計におけるモデルを考えてみましょうか。諸説あるとは思いますが、MVCはやはり画面に表示されている情報をそのままモデルにまで写し取ってくる、という傾向があります。これは「模写」といえるのではないでしょうか。

続いて業務モデルです。これは、業務という実体を抽象化・単純化し、理解しようという作業と言えます。これはちょっと乱暴に言うと「模型」と表現できますね。

最後に計算モデル。これもある種実体を単純化しているのですが、やりたいのはその先、その実体の振る舞い、つまり「模様」を見ているわけです。

ちょっとまとめてみましょうか。

MVCのモデル 模写
業務モデル 模型
計算モデル 模様

一目見て分かる通り、日本語ではすべて”模”の文字が入っていますね。”模”は「真似ること」を表しますから、結局モデルとは何かを真似ること、ではあるのです。その真似る対象が写 = 画面なのか、型 = 業務なのか、様 = 振る舞いなのか、によってモデルという言葉のズレが起こってくるんですね。

このように日本語で考えることによって、モデルという言葉の本質と、なぜモデルという言葉がブレるのかについて、理解する手助けになったのではないかと思います。

楽だからといってカタカナ英語に逃げず、真剣に対応する日本を考えてみると、本質を捉えることができ、チーム内の共通理解を広げていくことができるでしょう。

じゃあ「ギルドワークス」ってなんなのよ?

…とはいえ、ギルドワークス自体がカタカナ英語の組み合わせなんですよね。足元がお留守だった!

ではその本質的な意味は?

実はそれは紹介している文章があるんです!まだご覧になっていない方はぜひ我々の理念の原典をお読みください。

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