「現場」に働く「重力」と対抗する「浮力」を考える

ギルドワークスの佐々木です。

抽象的な話になりますが、開発を取り巻く様々な力の話をしたいと思います。

ビジネスに価値を生む開発(Development=Design&Engineering)では、ある時間軸(Time Span)の中で「価値(Value)」を出していくことが必要となります。ビジネスが成立するタイミングが売った時点(Point of Sales)か、または、使った時点(Point of Use)かによって様々ですが、開発したモノの「価値」が時間によって失われていく・小さくなっていくという「重力」に晒されていると考えています。

設計(Design)と工学(Enginering)に支えられた開発は、市場に出すまでのTime to Lead、あるいは、出した後の経年劣化など、常に価値が減衰する方向の重力に晒されています。

この重力に対して対抗する力を考えてみます。そこには2つの力、2つの「浮力」があると考えます。

一つは未来像(Vision)による浮力です。「こっちへ行こう」、「このあるべき姿に向かいましょう」といった未来方向へ引っ張る力です。マクロな力、組織による力、チームによる力、リーダーシップによる力です。
もう一つは、現在像を観ること(Gemba Research)による浮力です。「行動観察などで、その場で起こっていることを観ること」、「背景にある文脈(Context)をあぶりだすこと」によって、現場をカイゼンすることに繋げる、そういった過去/現在方向から押し上げていく力です。ミクロな力、個人による力、体験による力です。

このマクロな未来方向の力と、ミクロな過去方向からの力は、両輪であってどちらも必要だと考えています。

前者はToBeと言われるようなものを定義することで生まれる力です。事業者やユーザーの想いを、カスタマージャーニーマップであったり、アイデア発想であったり、そういった道具で未来像を表現することでブラッシュアップできると考えています。

後者はAsIsと言われるようなものを整理することで生まれる力です。事業者やユーザーを取り巻く環境を、行動観察やインタビューであったり、リーンキャンバスであったり、あるいは開発現場の環境であれば、カンバンなどを使ったり、そういった道具で現在像をあぶり出すことで見えてくると考えています。

 

ギルドワークスでは、特定の技術や考え方にとらわれず、必要な道具を提供することで、「正しいものを正しくつくる」ことを実現します。興味が湧いた方は「ギルドワークスと組む」などを参照いただき、お気軽にお問い合わせください。


【お知らせ】

9月6日(土)に宮城県仙台市にて「JAWS-FESTA Tohoku2014」が開催されます。佐々木が参加している仙台の開発者コミュニティ「DevLOVE仙台」にて、14:55〜15:20の間でDevLOVE仙台のコミュニティ紹介のお話をさせていただくことなりました!当日は1日中居る予定ですので、ギルドワークスに興味を持った方でもお気軽にお声掛けください。


本記事は佐々木個人ブログでの掲載内容(「開発に価値を産むための2つの浮力について考える」)をリライトして投稿しました。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中