ひと花イノベーションの咲かせ方

新規事業の立ち上げが上手くいかず、毎年同じ展開になってしまう理由

既存事業を進捗させながら、新規事業を立ち上げることは可能か?

私たちは、新たな企みを立ち上げる事業開発のご支援を多数行っています。事業開発のご相談を受ける際、もっともよく耳にする課題が「事業開発を進めるためのリソースを確保しなければならない」です。なおかつ、ただ担当者がいれば良いというわけでは当然なく、事業開発を進めるためのノウハウや経験を同時に求めることになり、課題感としては切実な場合が多いです。

このことは、既存ビジネスが安定している事業会社様ほど直面している問題のように感じます。足元の既存事業をこれまで通り進捗させることもまた、事業部のミッションであるわけですが、既存事業のリソースは既存ビジネスを進捗させるために最適化されていますから、新規事業に本腰をいれて取り組める余裕はそもそもありません

この事業を他ならぬ自分たちがやるべき確かな理由があるか?

「事業開発を進めるためのリソース=仮説検証を実施できる経験とノウハウを持った人材」の提供が、私達のてがける価値探索というサービスが解決する課題のひとつです。しかし、事業開発を進めるにはただ、私達が関与すれば良いというわけではありません。仮説検証を関係者で進める中で、なぜか意思決定できない、なにか話をしていても咬み合わない、もっというと、これでいける感が一向に湧いてこない、という障壁にあたることがあります。

この問題を紐解いていくと、ひとつの原因につきあたります。それは、「この事業を他ならぬ自分たちがやるべき確かな理由がない」ということです。アイデアは良い。トレンドである。マーケットもありそうである。しかし、他ならぬ理由がなければ事業開発は必ずといってもいいほどに、ぐんにゃりとした状況へと突入しはじめます。

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上記の図の通り2つの負のサイクルが回っており、目の前のアイデア発想や仮説検証については課題解決にあたれたとしても、さらに外側にあるサイクルには気づけていないことがあります。新規事業立ち上げは、組織としてのミッションであるわけですから、今年度ダメだったから全く諦めるというわけにはいきません。来年度も、またその次も、期初になる前に「今度こそ新しい事業」という機運が高まることと思われます。この際、個別の問題は改善されたとしても、他ならぬ理由が確かになっていなければ、なかなか状況を打破することは難しいでしょう。

「ひと花イノベーション」という問題解決の取り組み

こうした問題に対して私たちは、30年間組織の風土・体質改革を通じて経営課題の実行・解決を進めてきたスコラ・コンサルトさんと手を組み、問題解決のためのサービスを提供することに致しました。「自分たちがやるべき他ならぬ理由」を組織から掘り起こす「価値発掘」という取り組みと、私たちが得意とする仮説検証の提供「価値探索」をひとつにした取り組みです。これを、その組織に一つだけの事業を発見、芽吹かせる意思を込めて「ひと花イノベーション」と名づけました。自分たちの外側ではなく内側から事業の種を作っていく「価値発掘」という方法は、長らく組織のあり方に向い続けてきたスコラ・コンサルトさんならではのやり方です。

「ひと花イノベーション」についての紹介イベントを以下のとおり行います。

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どなたでも参加出来ます。ぜひお越し頂き、事業を自分事から始める取り組みに期待を持って頂きたいと存じます。

2016年3月23日 スコラ・コンサルト × ギルドワークス による「ひと花イノベーション」の咲かせ方

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1年間のご愛顧ありがとうございました! ギルドワークス2周年記念パーティ

2016年4月1日をもちまして、私たちギルドワークスは2周年を迎えます。
これに先立ちまして、2016年3月9日(サンキューの日!)に、日頃の感謝をお伝えすべく、クライアント様・開発パートナー様をお迎えし、2周年記念パーティを行いました。

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当日は3月とは思えないとても冷たい雨の日…わたくしこと藤田は何らかのイベントごとの時には雨を降らせることに定評があるのですが、まさかここまで寒い日になるとは…
そんな寒くて足元の悪い中にも関わらず、60名ほどのクライアント様・開発パートナーの皆様が会場である青山GreenGlassCafeにお集まりいただきました。
本来ならばギルドワークスと関わってくださっているすべての方々にお集まりいただきたかったのですが、会場のキャパシティなどの関係で、すべての方々をお呼びできなかったのは大変残念です。

img_02市谷の乾杯の音頭で、パーティが始まりました。
東京だけでなく、大阪からお越しいただいたクライアント様や開発パートナーのかたがたもいらっしゃいました。

また、お集まりいただいたクライアント様はほとんど自社サービスをお持ちのため、同じ事業者としての情報交換を活発にされており、新しい出会いの場にもなっていれば幸いです。

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しばしのご歓談のあと、株式会社インターワークス・取締役副社長 鳴澤さまにお話しいただきました。
ギルドワークスではインターワークス様の求人貼り紙をなぞって探せるiOSアプリぽけじょぶ、製造業に特化した求人メディア製造×転職Makersをはじめ、いくつものサービスの開発を担当させていただいております。
鳴澤様より、「ぽけじょぶ」をご紹介いただきながら、ギルドワークスの事業開発についてご感想をいただきました。

つづいては、株式会社MonotaRO・執行役IT部門長 安井さまにお話しいただきました。

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MonotaRO様には、中村・前川の2名が現場のプロセスの改善と技術的課題を解決する現場コーチとして毎週現場へうかがっています。技術者でもある安井様よりギルドワークスの現場コーチについてご感想をいただきました。

そして、開発パートナーである株式会社tech vein・代表取締役社長 猪俣さまからは、パートナーとしての目線で、ギルドワークスとの仕事についてのご感想をお話しいただきました。

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tech vein様は大阪に事務所を構えているため、ギルドワークスとは主にリモートで協業しています。アプリ開発にかけてはtech vein様なくしては開発が行えないほどに緊密にやりとりをさせていただいておりますが、当初はリモートでの協業に苦労されたとのことです。それでも様々な工夫によって改善していったことから、リモートワークの強みや、リモートならではの良さをお話しいただきました。

img_08tech vein様にもお話しいただきましたように、ギルドワークスでは「ディベロッパーの働く選択肢を増やす」という理念のもと、開発パートナーだけでなく、社員にもリモートワークを推奨しています。
現在、東京、神奈川以外にも仙台、大阪、京都に社員がおりますが、このような機会でないと東京のお客様や地方のパートナーと直接お会いすることがなかなかできません。

私といえば、普段は東京にいるものの、プロジェクトメンバーは大阪だったり、愛媛だったり、島根だったりで、今回このパーティで初めてお会いした方々もいらっしゃいました。
「Skypeでお顔は拝見してるけど物理的にお会いするのは初めて」「チャットではいつも話してたけどお顔を見るのは初めて」というのは、なかなか不思議な体験です。

クライアント様・開発パートナー様にお話しいただいたあとは、ギルドワークスの中村から、現場コーチのとりくみについてお話ししました。

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この1年で7社16チームに関わってきた中で、2015年はとりわけ、「チェンジエージェント」とも呼べる存在を現場で見出してきたことが大きな意義だったように思います。
「開発現場」をただ改善するだけでなく、現場に寄り添いながら、事業者のビジネスを見据え、組織改善にも関わっていけたらと考えています。

会の最後には、代表の市谷から皆様への感謝をお伝えし、今後のギルドワークスの展望についてお話しするお時間をいただき、散会となりました。

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ギルドワークスは、創業以来、「正しいものを正しくつくる」事業開発、「正しいものを正しくつくれるようになる」現場コーチを行ってまいりました。
2015年、9名という少人数ながら、全国のエンジニア、デザイナーのパートナーの皆様と66本の価値探索・開発プロジェクト、さらに、16の現場コーチを勤めました。
創業2年という会社が、ここまで多くのプロジェクトと現場に関わることができたのは、ギルドワークスに自社プロダクトを任せてくださったクライアント様、「正しいものを正しくつくる」ことに共感してくださった開発パートナーの皆様のお力添えあってこそでした。

今後も、ギルドワークスでは、クライアント様・開発パートナーの皆様とともに、同じ方向を見据え、「正しいものづくり」に邁進してまいります。
創業3年目である、2016年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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価値探索 × プロダクト開発 -ギルドワークス事例発表- in 大阪 を開催しました

ギルドワークス 前川です。 2/26(金)に、「価値探索 × プロダクト開発 -ギルドワークス事例発表- in 大阪」と題しまして、『価値探索』と『プロダクト開発』の2つを中心に、最近のギルドワークスの活動を紹介しました。

価値探索 × プロダクト開発

まずは私から、ハンドメイドのアイデアを共有するアプリ、Craful開発の舞台裏をお話しました。

価値探索を行う意義の一つとして、顧客と開発者の一体感を生み出せるということがあります。実際Craful様の事例では、開発者全員がそのビジョンに共感し、アプリやサービスを良くするための提案を出しあう、非常に熱気にあふれた開発を行うことができました。このような 本気の開発 を、これからも常に行っていきたいと思っています。

価値探索 × 現場コーチ

続いて、ギルドワークスの中村から、「価値探索につながる現場コーチの価値」というタイトルで、ギルドワークスの開発・価値探索と並ぶ柱である現場コーチの活動を紹介しました。

ギルドワークスの現場コーチは、開発の現場だけを見ることはほとんどありません。自律的に動くチームを作るためには、現場の人間一人一人が自分たちが作っているプロダクトと、それが支えるビジネスを意識する必要があります。そんな現場に変えていくギルドワークスの現場コーチについて、事例を交えながら紹介しました。

ギルドワークス × Craful

その後は休憩を挟んで、Crafulの代表である大野さんに登壇いただき、そのあと私と大野さんの対談形式で、ギルドワークスの価値探索と開発についてディスカッションしました。

価値探索から、開発、そしてリリースにいたるまでを思い返す中で、価値探索から開発という流れを行ったからこそできたことが色々とあったことに、改めて気づきました。

対談では、価値探索を通してユーザを理解しようとしたからこそ無駄な機能を作らなくて済んだエピソード、大野さんから事業について発信することで、開発チームがどんどんビジネス側に踏み込めるようになったエピソードなどがあがりました。このようにクライアントと開発者の距離が縮まり「越境」することで、より良いプロダクト開発ができるんだ、ということを実感しています。

この対談はアンケートでも非常に評価が高く、皆さんも興味深く聞いていただいたようです。

最後に、大野さんがCrafulを通して今後考える野望を話していただき、クロージングとなりました。

ギルドワークスでは、これからも、Craful様の事例のようにクライアントとガッチリと手を組み、本気のプロダクト開発をしていきたいと思っています。そんな開発に興味が有る方は、ぜひお問い合わせ下さい

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「Backlog-GuildWorksの集い #1」を開催しました

2016年1月20日(水)に渋谷co-ba shibuyaで「Backlog-GuildWorksの集い #1」を開催しました。

ヌーラボ中村知成さんと私の両「中村」がお話をしました。
参加していただいた30人近くの皆さん、渋谷co-ba shibuyaのスタッフの方、ありがとうございました。
#参考:このイベントの予告

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Backlogが解決したもの・これからしようとするもの・しないもの

中村知成さんは「Backlogが解決したもの・これからしようとするもの・しないもの」というお話でした。

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印象的だったのは、ユーザーの声があるから機能を追加するのではなく、その声の背後にある思いを汲みとって本当に必要なものを解決することにすごく向き合っているということでした。

Backlogの機能追加へのこだわりは数年前から知ってはいましたが、今回の中村さんのお話を聞いてあらためて感じました。

プロジェクト管理ツールを使いこなせるようになった現場の話

私は「プロジェクト管理ツールを使いこなせるようになった現場の話」の中で、これまでプロジェクト管理ツールを自分で使ったり、現場コーチ先の現場で使っている経験から得た知見の一部をお話しました。

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示し合わせたわけではなかったのですが、どちらの話も「なぜが大事」というメッセージが含まれていました。ヌーラボ中村さんは、ツールに「なぜ、その機能を追加して欲しいという声があるのか?」とお話し、私は「そのツールを使うことで改善した現場の問題はなにか?なぜその問題が起こっているのか?」と。

後半はビール片手に

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セッションの後ではサンドイッチ、ビールと共に参加者の皆様とディスカッションをしました。みなさんに書いてもらった付箋ではBacklogユーザーが多かったようですが、Backlogにかかわらずプロジェクト管理ツールでよくあるような悩みもたくさん出ておりました。
それぞれの現場の状況次第ではありますが、私なりに現場コーチのこれまでの知見を踏まえ伝えることができたかと思います。
また「ちょっと現場を見て、悩みや課題を聞いて欲しい」とお声がけをいただきました。

このようなイベントは今後もいろいろ開催する予定ですので、お会いできるのを楽しみにしています。
また、イベント以外でももちろん直接お伺いすることもできますので、お気軽にご連絡ください。

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現場コーチの喜び

入社後、現場コーチとしてクライアントの現場に入りはじめ3ヶ月がたちました。

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その中で、

感じる嬉しいことがあります。

それは。。。

メンバーの成長!
うまくできなかった事が以前よりうまくやれるようになったり
課題をクリアできたり、ローンチがうまくいったり。
そんな様々な成功体験を積む瞬間に立ち会える事があります。
いわばそれは

「クララが立った!」

の連続です。一歩進めた時は
彼・彼女たちに対して本当に良かった(泣)と温かい気持ちになれますし
その一役を担えてるとしたらこんな嬉しいことはありません。

組織の中でも上司と部下、メンターと新人、チームメンバー同士においてもこういった瞬間に出会うのは同様だと思いますが
「現場コーチ」が入り、課題発見や改善のサイクルが動き始めることで
よりその機会が多くなっていきます。

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課題があらわになったり、タスクが山のように見えてきて
「大変すぎる、無理だ。。。」
とメンバーが感じたり
大変な事や面倒臭い事も沢山出てきたりしますが、それを
「あー、やだなぁ」
で悶々とするのではなく
「出てきやがったなぁ!!」
と敵をバッサバッサと倒していくかのように
ひとつひとつ乗り越えて皆で勝利を喜びたいものです。

そんな活き活きとした現場を増やしていけるとしたら
これ程ステキなことはありません:)

このような現場コーチの活動を始めとして、
ギルドワークスに興味をお持ちいただいた方はお気軽にお問合せください。

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デジタルとアナログ。「どちらか」ではなく「どっちも」使おう!

デジタルツールは素晴らしい!けれど…

最近、プロジェクトを支えるデジタルの便利なツールが本当に増えています。BacklogJiraなどのプロジェクト管理ツールや、SlackHipChatなどのチャットツールがありますね。

それらは、どんどん高度に、そして使いやすくなっています。Jiraを例に取ると、実際のタスクボードのようなビューでチケットを表現して、それをマウスを使ってドラッグ&ドロップで移動させる、なんてこともできます。


Jiraホームページより抜粋)

他にも、チケットに対応したgitブランチを自動で作ってくれたり、チケットの話題を話すチャットルームを作ってくれたりなど、ツールとの連携によって色々便利な使い方ができるようになっています。

こんな便利な機能を知ってしまうと、アナログのタスクボードを使ったタスク管理ではなく、全てデジタルでやるのが効率が良さそうですよね。

しかし、いざデジタルで運用するとうまくいかない場合が多いです。特によく聞くのが、「情報が更新されない」や「そもそも使ってくれない」という、初期導入に失敗している事例です。

デジタルという新しいツールを使いこなすのは、やはり難しいのです。

アナログツールも、素晴らしい

アナログツールは、その難しさを軽減してくれます。それはアナログツールが持つ、「常にそこにある」「手で書けて、触れられる」「作りやすく、捨てやすい」という特性が、かなり強力だからです。

例えばミーティングで話しているうちに追加のタスクが出てきた時、デジタルツールでは「後で増やしておきます!」となります(が、3回に1回くらいは忘れてしまいます)。

これがアナログだと、その場でタスクカードに追加の情報とともにすぐに書いておくことができます。このようなアクションの「軽さ」は、導入時には非常に重要なのです。

両方使うと、もっといい

とはいえ、冒頭でお話したデジタルツールの機能や、デジタルデータならではの「トレーサビリティの高さ」「メトリクスの取りやすさ」「検索のしやすさ」は、非常に強力です。

ただし、こういった利点を享受するためには、まずはツールを導入し、使いこなせることが大前提となります。

ギルドワークスの現場コーチでは、「どっちも使う」ことがほとんどです。 タスクマネジメントでは、アナログのタスクボードとデジタルのサービスの両方でタスクを管理します。

アナログとデジタルでデータが重複してしまうので、一見効率が悪いように感じるかもしれません。しかし、これらは同じ情報に対して異なる見方になるため、うまく共存できるのです。

例えば、目で見る日々のタスク管理にはカンバンを、細かい情報の蓄積にはデジタルツールを、というように、同じ情報でも、アナログとデジタルで注目するポイントは変わってくるでしょう。

このように、アナログとデジタルを「同時に使う」ことも、現場で考えてはいかがでしょうか?

また、このような悩みをギルドワークスに相談したいという方は、是非お問い合わせ下さい

Photo credit: AnxiousNut via VisualHunt.com / CC BY-SA

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少しだけ論理的に本を読んでみよう

ギルドワークスさんとパートナーとして一緒にお仕事させていただいています、木目沢(@pilgrim_reds)と申します。

技術書を読むという習慣はみなさん持っていると思います。
技術書を消化しようと思った時、みなさんはどのようにされているでしょうか?
写経をしたり、議論をしたり色々な方法があるかと思います。

今回はもう一つの選択肢として、「少し論理的に読んでみる」という方法を紹介したいと思います。

と言っても、それほど難しいわけではなく、

① 主題はなにか?(何について書かれているか?)
② 問題はなにか?(何が問われているのか?)
③ 主張はなにか?(どう答えるのか?)
④ 根拠はなにか?
について考えながら読むだけです。

たとえば、ドメイン駆動設計本のコアドメインなら、

主題(何について)
巨大なシステムのドメインについて。

問題(何が問われ)
巨大なシステムは複雑なので、ビジネス資産がどこだかわからない。ドメインの全体像が見えづらい。設計が理解しにくいときに起きる問題と同じことがおきる。その解決策。

主張(どう答えるのか)
モデルの重要なコアを洗練する。

根拠
設計はすべての部分が等しく改良されるわけではないから、その中でもコアを洗練することによって、最も価値のある特化した概念を浮き彫りにする。

と考えることで要約もできて、理解も進みやすくなり、議論の元にすることもできるのではと思います。

また、ソフトウェアの設計というのが、ビジネスモデルの要約だと考えるならばこのような練習が設計のスキルアップに役に立つのではないかと、個人的に思っています。

そして、もっと論理的な考え方を身につけたいと思う方にお勧めの本が「新版 論理トレーニング(野矢茂樹 著)」です。

この本の例題を引用してみます。

タコは8本足である。
ジョロウグモはタコではない。
だから、ジョロウグモは8本足ではない。

どうでしょうか。何か違うのがすぐわかりますよね。

では、これはどうでしょうか?

思考は閃きを必要とする。
頭のよい人は閃きを得る力に恵まれている。
つまり、頭のよい人は思考力もある。

ぱっと読むと正しそうに見えませんか?
どこがおかしいか、ぜひ考えてみてください。

上記の例は「新版 論理トレーニング」の中の例題ですが、実際のWebや新聞の記事なんかでも論理的におかしいと気づくことがあります。

考えながら本を読むのは大変疲れますが、技術書のみならず、いろいろなジャンルの本やWEBの記事を読む際などにもきっと役に立つと思います。

この記事を読んでギルドワークスに興味を持たれた方はお気軽に【ギルドワークスに依頼する】をご覧の上、お問合せください